以下のようにセル行の高さをポイント単位で設定できます。
Sub Sample1() '1行目の高さを20ポイントにする Rows(1).RowHeight = 20 End Sub
現在のセル行の高さを基準にして5ポイント高くしたいという場合は以下のように記述します。
Sub Sample2() '1行目の高さを5ポイント高くする Rows(1).RowHeight = Rows(1).RowHeight + 5 End Sub
今度は複数行を選択し、選択した各行の高さをNポイントずつ高くしてみましょう。
元のセル行の高さが同じ場合は、同じことをマウス操作でできますが、
それぞれ元の行の高さが異なる場合にある一定の高さずつ増減したい場合は
以下のようなプロシージャを作って実行するとよいでしょう。
Sub Sample3() Dim intRowStart As Integer '選択開始行番号 Dim intRowEnd As Integer '選択終了行番号 Dim i As Integer Dim N As Integer '増減するポイント N = 3 '選択開始行位置と終了行位置を取得 With Selection intRowStart = .Row intRowEnd = .Row + .Rows.Count - 1 End With '選択した各行の高さをNポイントずつ高くする For i = intRowStart To intRowEnd Rows(i).RowHeight = Rows(i).RowHeight + N Next End Sub
上記の例では3ポイントずつ高くしていますが、Nに負数を入れると
高さを低くすることができます。