「パスを通す」とは
パス = PATH = つまり経路という意味で、
Windowsにそのフォルダの場所をおしえてあげることで、
フルパスを入力しなくても、そのフォルダを開くことができるようになります。
そのことを試す上で、まずは任意のフォルダに任意のファイルを
一つ作成しておいてください。
(フォルダ名については何でもよいですが、分かりやすい場所にするとよいでしょう。)
例ではCドライブ直下に「ganasys_labo」という名前のフォルダを作成し、
その中に「gana.txt」というファイルを作成しています。
ではシステムのプロパティを表示するにはいくつか方法がありますが、
前々々回説明した「ファイル名を指定して実行」から
sysdm.cpl
を入力すれば表示されます。
詳細設定タブをクリックしてください。
そこで環境変数(N)ボタンをクリックします。
環境変数ダイアログが表示されますので、
システム環境変数(S)で変数がPathとなっている箇所を探してください。
ダブルクリックすると
システム変数の編集ダイアログ
が表示されます。
変数値のテキストボックスには既にいくつかのパスが入っていて、
「;」(セミコロン)で区切られています。
同じように」「;」で区切った後に
任意のフォルダパスを入力してあげることで
パスを通すことができます。
あとはOKボタンを押して、
システムのプロパティに戻りOKを押して終わりです。